幼児の生活習慣は学びの力に影響との調査結果  2012.10.21

ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク『ベネッセ次世代育成研究所』が「幼児期から小学1年生の家庭教育調査」を実施。

 

幼児期にトイレ、食事、あいさつ、片づけなど生活していくために必要な生活習慣が身についているかどうかで「学びに向かう力」が左右される実態が裏付けられた。数千人規模の大がかりなアンケート調査でこうした傾向が明らかになるのは初めてだ。同社は「親は子どもが生活習慣をきちんと身につけるよう働きかけることが必要」としている。

 

調査は幼児通信教育「こどもちゃれんじ」会員や同社に各種資料を請求をした幼児から小学1年生の子どもを持つ母親1万4000人を対象に1~2月に実施。35.8%に当たる5,016人が回答した。

年長児の母親1125人に聞いたところ、生活習慣が身についている子は83.5%が「物事をあきらめずに、挑戦することができる」に該当したのに対し、生活習慣があまり身についていない子は同53.3%だった。

 

さらに生活習慣が身についている子ほど「自分の言葉で順序を立てて、相手にわかるように話せる」の割合も高かった。

 

また、年長児において、母親が「子ども自身が考えられるようにうながす」が「ある」ケースと「ない」ケースを比較した場合、「数を足したり引いたりすることができる」(文字・数・思考)の割合は前者で90.7%、後者で73.8%と差が出た。同様に、「あきらめずに挑戦する」(学びに向かう力)ができる割合も、前者で80.5%、後者で53.8%と差が出た。つまり、母親の「子ども自身に考えさせる」うながしが多いほど、「文字・数・思考」「学びに向かう力」は伸びる傾向にあった。

 

これらの結果により、「子ども自身が考えられるよううながす」ことは、「親が子どもの言葉を聞いて応答する=子どもを認める」ことから始まるとして、子どもの「今日あった出来事を聞く」ことなど、コミュニケーションをとる姿勢が大切だとまとめている。

 

(2012.10.20 塾ニュースから転載)

★更新情報掲載中! ご登録をお願いします。


日々更新!

幼稚園受験練習ワーク①・②

図形、数、ことば、常識、などの幅広い分野の基礎的な問題で構成されています。 保護者の方とゆっくり時間をかけながら学習してください。

購入は コチラ

入園試験 出題問題 一覧と家庭対策資料集

幼稚園受験の入園試験資料集です。

私立・国立幼稚園で過去に出題された入園試験を調査し、「集団テスト系」、「運動系」、「制作・絵画系」、「個別テスト系」の4グループに分類しました。それぞれ「出題問題例」と「おすすめ家庭対策アドバイス」に分けて掲載しています。

コチラ

面接資料集のご案内

私立・国立幼稚園で過去に出題された質問の出題頻度や質問内容を調査し、保護者用4項目と幼児用3項目に分類しました。

最重要質問から園オリジナル質問まで幅広く網羅しています。

詳しい説明は コチラ

姉妹サイト

東京・神奈川版 幼稚園受験.com
東京・神奈川版 幼稚園受験.com
西東京版 幼稚園受験.com
西東京版 幼稚園受験.com

ご案内

お受験グッズ キルシェブリューテ
受験グッズをたくさん用意しています。
京都の幼児教室
京都の幼児教室
小学校受験ポータルサイト
小学校受験ポータルサイト
子育て・育児情報サイト
子育て・育児情報サイト
中学受験情報サイト
中学受験情報サイト

情報収集に

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(本人・親)へ

 小学校・幼稚園受験(本人・親)のブログ集

 

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ

小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)のブログ集

  

幼稚園児・保育園児育児 子育てブログ